ふるさとの木で創る、
自然と共生する未来。
大量生産・大量消費社会から、未来を見据えた循環型社会への転換が図られるなか、自然環境に恵まれた信州に地盤を築くものづくり企業として持続可能な社会のためにできることはなにか。という大きなテーマと真正面から向き合い続けてきました。ひとつの答えが、木とアルミを組み合わせたオリジナルブランド「アルタスウッドシリーズ」の開発であり、各地の気候風土に育まれた「木」という資源を製品に活用することでした。信州から日本全国へ。「木材の地産地消」は着実に広がっています。

なぜ、今木材なのか
そもそも木材は断熱性能が高い

木材はアルミの約1200分の1
(熱伝導率:W/m・K)
ZEB推進の加速

ZEB:Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の取り組みが加速
木材利用が経営の付加価値に

各企業がESG投資やCSR(企業の社会的責任)のために木材利用を活発化させそれらをアピールする時代になりました。
カーボンニュートラルの実現

木材は、成長過程で二酸化炭素を吸収し、その炭素を体内に固定する働きがあります。そのため、木製品として利用することは、大気中の二酸化炭素を削減し、地球温暖化対策に貢献することにつながります。さらに、木材は製造過程で排出される二酸化炭素量が少なく、他の建材と比較して環境負荷が低いという特徴もあります。例えば木造住宅は、コンクリート造や鉄骨造に比べて、建設時に排出されるCO2が大幅に少なくなります。また、木材を燃焼させた際に排出される二酸化炭素は、樹木が成長過程で吸収したものであるため、全体として大気中の二酸化炭素を増加させない「カーボンニュートラル」なバイオマスエネルギーとしても活用できます。このように、木材の利用は、地球温暖化対策の鍵となるカーボンニュートラルの実現に大きく貢献できるのです。
木材を取り入れたオフィス空間のメリット

オフィスに木材を取り入れることは、温かみに満ちた空間を創出し、社員の満足度と生産性を高めることに繋がります。木材は、その調湿効果によって快適な環境を保ち、リラックス効果によって人々のストレスを和らげます。加えて、木造建築は建設過程におけるCO2排出量の削減にも寄与するため、環境負荷の低い選択肢としても魅力的です。さらに、国産材を活用することは地域経済を活性化させ、ひいては持続可能な社会の実現に貢献します。木材を取り入れたオフィスは、もはや単なる労働の場ではなく、人と地球に優しい、新しい価値を創造する空間と言えるでしょう。