木・アルミ複合防球格子建具
木の優しい風合いとアルミの強靭さを兼ね備え、軽快でスムースな開閉や、長期間の使用に耐える高い耐久性を実現しました。
周囲と美しく調和する天然木の枠材と、丸みを帯びた格子材が、機能性とデザイン性を高めています。
風通しも良く、採光・遮光に優れているので、運動に適した快適な空間をつくることができます。
体育館・武道館・講堂などといったあらゆる施設に適する防球格子建具です。
木格子も対応可能です。
特長
安心・安全で丈夫な構造

天然木の框に「丸み」をつけ、戸先部には「手詰め防止ゴム」、そして下枠は「アルミフラットレール」を採用し、安心と安全を高めたバリアフリー設計となっています。さらに、格子材には非常に丈夫な「アルミ形材」を使用しており(衝突安全性1225N)、フットサルのボールや武道の選手が衝突しても壊れにくい耐久性を備えています。万が一破損した場合でも、格子をその場で交換することが可能です。また、横格子とし引き残しを大きく取ることで、指や腕の挟み込み防止にも配慮しています。
軽快な操作性と耐久性

格子材に、木材やスチール材より軽量でありながら耐久性にも優れた「アルミ中空形材」を使用。これに重量用の調整式戸車を組み合わせることで、大きな扉でも軽やかでスムーズな開閉を実現しました。長期間の使用にも耐える丈夫さを兼ね備えています。
アルミ格子テーパーの多面的な効果

アルミ格子にテーパー(傾斜)を設けることで、以下の複合的なメリットが生まれます。① 安全性向上:角が丸くなるため、万が一ぶつかった際の衝撃を和らげます。② 開放感の向上:実際の開口率が50%であっても、視覚的にはそれ以上の広がりを感じさせます。③ 省エネ効果:ライトシェルフ効果により室内にやわらかな自然光を取り込み、日中の照明エネルギー削減に貢献します。
ボールガードの衝突実験
フットサルボール衝突実験
バスケットボールの衝突実験
砂袋による耐衝撃性試験
施工事例
図面
バリエーション
標準仕様
材質 | 【木部樹種】 レッドオーク、ホワイトアッシュ、信州産ヒノキ、カラマツ、スギ、他。(各種都道府県材も使用可能です。) ※「信州の木先進的利用加速化事業」を実施しているため信州産の木材を使用できます。 |
---|---|
仕上 | 【木部】 ウレタンクリア塗装2回塗り 【アルミ部】 陽極酸化塗装複合被膜 シルバーツヤ消し(皮膜5μm以上)※オプション 二次電解着色 |
強度 | 衝突安全性:1225N(125kgf) |
操作性 | 扉開閉力:50N(5.1kgf)以下 |
制作制限 | 最大製作寸法 縦框見付100mm DW1500mm H2700mm 扉重量:80kg以下 |
開閉形式 | 引違い・引分け・引込み・FIX |
金物 | 引手 フランス落し 重量用調整式戸車 戸当り |