「みらいのたね賞」は、建築家が選ぶ、優れた建築を生み出すことに貢献しうる優れた製品、未来への布石となる製品に贈られる賞です。一般社団法人HEADが開催してきた「HEADベストセレクション賞」を継承して、一般社団法人日本能率協会が「Japan Home&Building Show」の公式アワードとして2017年にスタートさせ、今年で5回目を迎えます。 毎年ゲスト選考委員を迎え、出展製品の中からテーマに基づき、約10製品を選定、表彰しています。
「ゲスト選考委員賞」受賞製品
スマートルーバーはイギリスのスマートルーバー社の製品で巾約3mm、厚さ1mm以下の銅でできたごく小さなルーバーを網戸のように編み上げた製品です。非常に細かいピッチで編み上げられているルーバーに確度がついているため、太陽光は遮りますが、室内からの視界は遮ることはありません。また、網戸のように風を通します。視界を保ちながら、遮熱・遮光し通風できる唯一の製品で、カーボンニュートラルやSDGsに貢献します。
選評
「スマートルーバー」は、幅約3㎜、厚さ1㎜以下の銅でできた非常に細いルーバーを網戸のように編み上げた製品である。非常に細かいピッチで編み上げており、かつルーバーに角度がついているので、開口の外側に設置することで遮熱・遮光をしながら、室内からはクリアな視界を保ち、通風も可能である。「ROKI Global Innovation Center-ROGIC-」でも採用し、木のアルミの複合断熱カーテンウォールメーカーのニューストに依頼をして、スマートルーバーの標準フレームにニューストの網戸フレームを組み合わせてもらった。従来の網戸にはない上質な雰囲気を演出でき、機能性とデザイン性を兼ね備えた建材であると考えている。(小堀 哲夫)「スマートルーバー」は、幅約3㎜、厚さ1㎜以下の銅でできた非常に細いルーバーを網戸のように編み上げた製品である。非常に細かいピッチで編み上げており、かつルーバーに角度がついているので、開口の外側に設置することで遮熱・遮光をしながら、室内からはクリアな視界を保ち、通風も可能である。「ROKI Global Innovation Center-ROGIC-」でも採用し、木のアルミの複合断熱カーテンウォールメーカーのニューストに依頼をして、スマートルーバーの標準フレームにニューストの網戸フレームを組み合わせてもらった。従来の網戸にはない上質な雰囲気を演出でき、機能性とデザイン性を兼ね備えた建材であると考えている。(小堀 哲夫)